2024年5月24日の午前に当方運営の各種サービスが利用できなかった問題について
本日(2024/5/24)の朝9時半頃、当方運営の以下のサービスにおいて、外部からのアクセスかできなくなっていることを確認したため、対策作業を実施しました。
事象の発生は昨日23時頃とみられており、サービスご利用のみなさまには約11時間に渡ってご不便をおかけしたことになります。
当該の期間にサービスをご利用されたみなさまには深くお詫び申し上げるとともに、当方では再発防止のため下記の再発防止策をすみやかに実施してまいります。
影響を受けたサービス
2pd.jpドメインで運営中の以下のサービス
無権利創作機構公式サイト
Midari Create (鉄道運用Hub、及び、Midari Create Fossilリポジトリを含む)
Rail Libre
kakun.jpドメインで運営中の以下のサービス
かぁくん本紀
Misskeyかぁくん鯖
原因
本事象は、サーバのIPアドレスとドメイン名を紐付ける「DDNS」の情報が正常に更新されていなかったことが原因であることが判明しています。
当方では、上記サービスに使用しているサーバ(OSにはFedora Server Editionを採用)とは別にWindowsを実行する簡易サーバを稼働させ、簡易サーバからDDNS情報の更新を自動で行う構成でwebサービスを提供していますが、今回、簡易サーバのソフトウェアが正常に起動しない状態となってました。
当該ソフトウェアが起動しなかった原因がWindowsの問題によるものなのか当該ソフトウェアの実装の問題によるものなのかについては現時点では不明であり、また、下記の再発防止策には無関係であることから原因の特定作業を実施する予定はありません。
再発防止策
当方では、本事象の根本的な原因を、以下の2点であると考えています。
- OSの自動アップデートによる不具合の発生が多数報告されているWindowsを使用していた
- 使用しているソフトウェアがクローズドソースであり、その実装が妥当であるかを客観的に検証することができない
これに対し、再発防止策として、当方では、原因ソフトウェアの代替となるオープンソース実装を開発し、原因ソフトウェアを置き換えることを決定しました。
新規開発するソフトウェアは、堅牢なGNU/Linux OS上でCUI環境からも実行可能であり、原因ソフトウェアより効率的にDDNSの設定を行えるGUIアプリケーションとなる予定です。
このソフトウェアの開発状況については、以下のURLでご確認いただけます。
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